【2026年最新】関東・神奈川のお盆の時期一覧|7月盆・8月盆の違いと厚木エリアの準備・過ごし方
2026.06.13
- お知らせ

「神奈川のお盆って7月?8月?」
「初盆には何をしたらいい?」
厚木市や愛川町にお住まいの皆様から、初夏を過ぎる頃になると特によく伺うご質問です。
こんにちは。厚木・愛川エリアで地域密着の葬儀をお手伝いしている「一心葬」の石井です。
お盆は、亡くなられた大切な方が、一年に一度、私たちのもとへ帰ってこられる特別な期間です。
ご遺族が迷うことなく、穏やかな気持ちで故人さまを「お迎え」できるよう、今回は関東・神奈川のお盆の時期や、厚木・愛川エリアに根差したお盆の具体的な過ごし方についてお話しさせていただきます。
目次
■2026年のお盆はいつからいつまで?
まず結論からお伝えしますと、厚木市や愛川町をはじめとする神奈川県の大部分のお盆は「8月盆」です。期間は以下のようになります。
【神奈川県のお盆】
2026年8月13日(木)〜8月15日(土)
現在の日本では、ほとんどの地域がこのように8月にお盆を迎えますが、実は一部の地域では「7月」や「旧暦」の時期に行うところもあります。
そう、日本にはお盆の時期が「3つ」も存在するのです! カレンダーで確認してみましょう。
【2026年のお盆の時期】
7月盆 7月13日~15日
8月盆 8月13日~15日
旧暦盆 8月25日~27日(旧暦の7月13日~15日に該当)
「どうして同じ日本なのに、お盆の時期が3つに分かれてしまったの?」と思いますよね。その疑問を紐解くために、まずはお盆の歴史から詳しく解説いたします。
■もともとお盆は「7月15日」が中心
そもそも、「お盆は7月15日を中心に行うもの」という歴史的な大前提があります。
お盆のルーツは、インドに伝わる目連(お釈迦様の弟子)の伝説と、中国の道教の年中行事である「中元」が融合したものです。
目連伝説とは、「地獄で苦しむ亡き母を救いたい」とお釈迦様に相談したところ、「修行の終わる旧暦の7月15日に、多くの修行僧たちをもてなし、供養しなさい」と教えられ、その通りに実践して母親を救ったという内容です。
また中国では、古くから7月15日の「中元」に、死者の罪をあがなうお祭りを行っていました。
インドの目連伝説も、中国の中元も、ともに7月15日。
これらの文化が混ざり合いながら日本へ伝わり、日本でも「7月15日」を中心に、ご先祖さまを供養するお盆の行事が定着していったのです。
じゃあ、なぜそんなお盆が3つの時期に分岐したのでしょうか。
■「7月盆」「8月盆」「旧暦盆」の違い
どうして、同じ国内で、これほど時期が分かれてしまったのでしょうか。
その理由は、明治時代に日本が「旧暦」から「新暦(現在のカレンダー)」へと暦を変えた歴史にあります。
この改暦に対する受け入れ方が地域によって異なったことで、お盆が3つに分かれていきました。
7月盆(東京などの一部地域)
当時、明治政府があった東京などの都市部では、新政府の方針通りに新暦の「7月13日~15日」にお盆を行いました。日付は昔のまま「7月」を維持した形ですが、カレンダーが変わったことで、季節としては従来よりも1ヶ月近く早まることになりました。
なお、7月盆は、北海道、北陸、九州などの一部地域でも見られるとのことです。
8月盆(日本全国)
地方や農村部では「7月は農繁期と重なってしまい、ご先祖さまをゆっくりお迎えできない!」という現実的な問題がありました。
そこで、旧暦時代のお盆の季節感を損なわないよう、分かりやすく丸々1ヶ月後ろにずらした「8月13日〜15日」にお盆を行うようになったと言われています。
旧暦のまま行うと毎年日付がずれてしまうというデメリットもあるため、現代の暦に合わせつつ季節感も守るという、合理的な考え方だと言えます。
旧暦盆(沖縄地方)
沖縄地方などでは、今でも儒教の教えや古くからの伝統を色濃く大切にする文化があります。そのため、祖先を敬う最重要行事であるお盆も、伝統のまま「旧暦の7月15日を中心」に行っています。
そのため沖縄のお盆は、現在の新暦のカレンダーで見ると毎年日付が変わり、年によっては9月にお盆を迎えることもあるのです。
■厚木市・愛川町のお盆の過ごし方
それでは、厚木市・愛川町のお盆の一般的な過ごし方を、時系列でみてみましょう。
8月12日までに:お盆の準備
仏壇をきれいに掃除し、ご先祖様を迎えるための精霊棚(盆棚)を作ります。
棚にはござを敷き、位牌を中心に置き、お盆団子や季節の果物をお供えします。また、有名な「キュウリの馬」と「ナスの牛」もこのタイミングで手作りして飾ります。
8月13日:お迎え(迎え火)
午前中にお墓参りを済ませ、ご先祖様をお迎えする準備を整えます。
夕方になったら、自宅の玄関先や庭先で「麻がら(お盆用の薪)」に火を灯し、「迎え火」を焚きます。
この煙を目印にして、ご先祖様が迷わずに我が家へと帰ってこられます。
8月14日・15日:お盆期間中(棚経)
ご先祖様が我が家に滞在している期間です。
毎日お水や家族と同じ食事(精進料理)をお供えします。
また、期間中にお寺の住職が自宅を訪れてお経をあげる「棚経(たなぎょう)」が行われるため、お迎えして丁寧にご供養をいたします。
8月15日の夕方または16日:お見送り(送り火)
お盆の最終日の夕方、ご先祖様が迷わずあの世(浄土)へ帰れるように、迎え火を行ったのと同じ場所で「送り火」を焚きます。
「また来年も待っているからね」と心の中で声をかけながらお見送りし、火が消えたらお盆の飾りを片付けます。
■おわりに
お盆は、形式通りに完璧な準備をすることだけが目的ではありません。
慌ただしい日常を少しだけ止めて、大切な故人さまを身近に感じ、心の中でゆっくりと対話ができる温かい時間です。
「お盆の飾り付け、これで合っているのかな」「初盆のお布施の相場が分からなくて不安」など、お葬式が終わったあとでも、分からないことや迷うことがあれば、いつでも一心葬にご相談ください。
私たちは、お葬式の時だけのお付き合いではありません。その後の法要やお盆、日々のご供養に至るまで、厚木市や愛川町の皆様の「かかりつけの葬儀社」として、いつでもそばに寄り添わせていただきます。
どんな些細なことでも構いません。どうぞ安心してお気軽にお声がけくださいね。
