【厚木市・愛川町】納骨堂・樹木葬・散骨|葬儀のあとの遺骨の供養はどうしたらいい?
2026.05.02
- 葬儀ブログ

「無事に火葬が終わりました。でも石井さん、この後お骨はどうしてあげたら一番いいんでしょうか?」
厚木市斎場や愛川聖苑でのお骨上げを終えた直後、ご遺族からこのような切実なご質問をいただくことがあります。
こんにちは。厚木・愛川エリアで地域密着の葬儀をお手伝いしている「一心葬」の石井です。
ひと昔前であれば、「お葬式が終われば、先祖代々のお墓に納める」のが当たり前でした。
しかし今は、お墓の跡継ぎ問題や、経済的な事情、そして「自然に還りたい」「従来の方法に捉われたくない」という故人さまの願いなど、供養の形は驚くほど多様化しています。
選択肢が多いことは良いことですが、一方で「どれを選べば正解なのか」と迷ってしまう方も少なくありません。
今回は、厚木・愛川の地元で数多くのお葬式に立ち会ってきた私の経験から、代表的な供養の方法と、厚木市・愛川町の地域独特の供養事情についてお話しさせていただきます。
目次
■ 遺骨の供養 4つの供養方法
従来は、「先祖代々のお墓への納骨」が当たり前でしたが、近年は新しい供養の方法が選ばれつつあります。大きく分けて4つの方法があります。
永代供養墓(合祀墓)
お寺や霊園が、ご家族に代わって永続的に管理・供養してくれるお墓です。各家で個別にお墓を持つのではなく、複数の方の遺骨を、ひとつのお墓の中でまとめて供養します。
■ メリット
個別にお墓を持たずに済むので、他の方法より安価に済みます。また、お墓の掃除や継承の心配がありません。
■ 注意点
他の方の遺骨と一緒に納める「合祀(ごうし)」に抵抗を感じる方も少なくありません。また、合祀にしてしまうとあとからお骨を取り出すことができなくなってしまいます。
樹木葬
墓石の代わりに、樹木や花、芝生などをシンボルとする新たなお墓の形です。樹木葬も墓石と同じように「個別型」「集合型」「合祀型」など、さまざまな種類があります。
■ メリット
明るい雰囲気で、お参りに行きやすい場所が多いのが特徴です。また、墓石と比べて墓じまいのコストが少なく、永代供養や墓じまいがセットされたプランが人気です。
■ 注意点
里山全体を使った樹木葬は全国的に見ても数が少なく、こうした樹木葬をイメージしていた方にとっては「思っていたのと違う」という印象を受けるでしょう。
海洋散骨
お骨を粉末状にして、海へと還すという方法です。
■ メリット
お墓という「形」に縛られず、管理費もかかりません。また、「海が好きだった方」「自然に還ることを希望している方」などに人気です。
■ 注意点
お参りをする特定の場所がないため、あとになって「どこに向かって手を合わせればいいの?」と寂しさを感じる方もいらっしゃいます
。
手元供養
小さな骨壷やアクセサリーにお骨を入れ、自宅で供養する方法です。
■ メリット
常に故人を身近に感じられます。お墓が決まるまでの「仮の住まい」としても選ばれます。
■ 注意点
全てのお骨を自宅で保管する場合、将来的に自分が亡くなったあとにそのお骨をどうするかを考えておく必要があります。そのため、「遺骨の大部分は樹木葬や散骨などで供養し、一部だけを手元に残す」という形を採るのが現実的です。
■ 厚木市・愛川町の供養事情
厚木市や愛川町といった神奈川県・県央エリアで長くお葬式をお手伝いしていると、地域特有の傾向が見えてきます。
地元志向&お参りのしやすさ重視
厚木市や愛川町にお住まいの方は、やはり地元への愛着が強い方が多いです。
丹沢の山並みが見える場所や、慣れ親しんだ地元の空気を感じられる場所がいいというお声をよく伺います。
お墓参りのポイントとしてよく挙がるのが「アクセス」「距離」「お参りのしやすさ」ですが、このことからも、地元のお墓、樹木葬、納骨堂を選ぶ方が多い印象を受けます。
「子どもに負担をかけたくない」
厚木市や愛川町では、まだまだ立派なお墓を大切にする文化があります。でも、時代とともにお墓の守り方が変わってきたのも事実です。
最近では、お寺さまの境内の一角に作られた樹木葬や、管理の行き届いた納骨堂を選び、「子どもに負担をかけない形」で故人さまを供養される方が増えています。
また、単身者の世帯や、子どものいない世帯は、自らの遺骨の行方を自分自身で考えなければなりません。
その場合、寺院による供養がセットとなった樹木葬、納骨堂、永代供養墓などが選ばれる傾向にあります。
民営霊園と寺院墓地によるお墓の多様化
厚木市や愛川町には公営霊園がありません。
そのため、この地域の供養を支えているのは「民営霊園」や「寺院墓地」です。最近では、それぞれの特徴を活かした新しい形が選べるようになっています。
特に、このエリアでは民営霊園による新しい形のお墓の売り出しが目立ちます。
最近は、公園のような明るい雰囲気の霊園が増えています。掃除の負担が少ない「コンパクトなプレート墓」や、四季折々の花に囲まれて眠る「ガーデン風の樹木葬」などが市内に複数あり、非常に人気です。
昔ながらのお墓だけでなく、お寺も今の時代に合わせた工夫をされています。
跡継ぎがいなくてもお寺が守ってくれる合祀墓や、室内でお参りできる納骨壇を設けているお寺もあり、選択肢がぐっと広がっています。
「墓じまい」と並行したご相談
遺骨の供養と一緒によくいただく相談が墓じまいです。すでにお墓を持っている方でも、そのお墓を処分しようかと迷っている方もいらっしゃいます。
「故郷の九州にお墓はあるけれど、もう何年もお参りできていない」
「厚木市内にお墓はあるけれど、あととりがいないから永代供養にしたい」
このようなお悩みをお持ちの方から、改葬(お墓の引っ越し)を伴うご相談が非常に増えています。
「お墓をなくす」ことは決してご先祖さまへの不義理ではなく、これからの家族が無理なく守っていける形を整えるための、前向きな決断だと言えるでしょう。
■ おわりに|お困りの方は、まずは一心葬にご相談を
供養とは、亡くなった方のためであると同時に、残された私たちが「心の区切り」をつけるための大切な儀式です。
立派なお墓を建てることだけが供養ではありません。無理をして高額な費用をかけるよりも、あなたやご家族が笑顔でお参りでき、心がふっと軽くなる方法を選ぶこと。それが、故人さまにとっても一番の喜びだと私は信じています。
厚木市・愛川町エリアには、さまざまな寺院、霊園、石材店があります。その中でどこに相談すればいいかお困りの方は、まずは一心葬にご相談ください。
エリア内の霊園やお寺に関して、公平に知識を持っている私たちだからこそアドバイスできることがあるはずです。
どんな些細なことでも構いません。まずは石井まで、お気軽にお声がけくださいね。
