葬儀業界の変化と費用の価値観
2026.02.22
- スタッフブログ
★葬儀費用っていくらなら高い?安い?境界線って?
結論から先に言うと
葬儀費用が高いと思うか安いと思うのかは、人それぞれの価値観によりますが
20年以上前と現在ではかなり安くなったとは思います。
★時代の変化
私がこの世界に足を踏み入れたのは約25年前、お葬式をするとなると150万円~300万円が普通で
ご遺族の中には持ち合わせがなくても葬儀をするために借金をしてまで費用を工面していた時代でもありました。
また参列者数も200名300名がよくあり、100名ぐらいですと小規模と言うほどです。
ですが時代と共に、物価上昇や税率の変動、少子化による人口減少、
核家族化によるご近所とのお付き合いの希薄のみならず
葬儀社はネットによる価格競争など、良くも悪くも長年に渡るさまざまな変化により
葬儀業界も様変わりしました。
今では10名~30名規模の家族葬がほとんどで100名ぐらいの葬儀であれば大規模だと思うぐらいです。
その時代、隙間産業などと言われる中で、古参の葬儀社は金額もアバウト
白木祭壇料だけで80万円とか120万円また火葬式でも35万円~50万円が普通でもありました。
その他の細かいところは〇〇一式30万円などの表示をし、詳細を示さず
何にいくらかかったのか分からないやり方が
葬儀社のイメージが悪くなった原因でもあります(-_-;)
★現在の葬儀業界
今でこそ各社は明瞭化してきてますし、金額もその時代と比べ50%~70%も下落
件数をこなさないと経営するのが厳しい価格まで落ちているのが現状です。
大手は人件費を削り車両などの設備を減らし、零細企業は経費を限界まで削減して運営をされています。
「人は必ず亡くなるから葬儀社は安定的な業種で安心だね」と周りの方から言われたことがあります。
たしかに団塊の世代は人口が多く、これから死亡者数は増えると予想されますが
同時に葬儀社も急増、他業種からの参入も増えて顧客の取り合いが激化、
ポータルサイトを含めネットでの価格競争に拍車がかかっていることとなっています。
昨今では倒産や外国資本にM&Aをされた葬儀社もあるほどです。
歴史を紐解くと日本が高度経済成長期の時は裕福で、何に対してもお金をかけていた時代もありました。
とかく葬儀費用が高かったのも時代と共に変わりつつあり、現在ではかなり下がったといえます。
それでも感覚としては高く感じるのかもしれませんが・・・
安いに越したことはありませんが、極端に安さを売りにした葬儀社も多数あり
もちろんその金額で出来るわけもなく
結局、追加費用が嵩みトラブルとなって終わることがありますので十分注意が必要です。
人それぞれ価値観の違いがあるため難しいところではありますが
安かろう悪かろうでは本末転倒です。
我々葬儀社は日々自問自答しながら時代の波に乗り進めなくてはなりません。
この先どうなっていくのかをいち早く読み取らなければ取り残される
長年業界を見てきたからこそ分かる変化や厳しさがたくさんあります。
当社では時代と共に変わる現実を受け止め、お客様のニーズに少しでも応えられるよう
丁寧な説明と出来る限り低価格且つ誤解やトラブルを招くほど極端に安すぎずで施行し
これからも安心してご依頼いただけますよう努めて参ります。
